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竹田城

穴太衆積の特徴

耐荷測定実験

明治以降、近代化が進んで石工の需要が減少、穴太衆の数も減っていきましたが、20世紀に入り、史蹟や文化財の修復工事において穴太衆積みの技術が再評価されるようになりました。

 

2003年には新名神高速道路の甲南トンネルや東海自然歩道の擁壁構造に採用、この際、コンクリートブロックと同等の条件で穴太衆積みが施工され、250トンの荷重をかけた実験でコンクリートの1.5から2倍の耐荷力が実証されました。

 

その構造は科学的な注目を浴び、地震に強い工法として再び評価されています。

コンクリート以上の耐荷力

波模様
耐荷測定実験
石垣

石の声を聞き、石に従う
口伝による伝統技法

穴太衆石積の特徴は、自然石をそのまま積み上げることにあります。

しかし、同じ大きさや形状、重さの石が存在せず、石の表面や石目、上下の位置、風化の程度などを都度確認しながら積まなければなりません。そのため、書物や形で残すことは難しく、口伝のみで伝承されてきました。

ひとつひとつ異なる石の性格を覚え、頭の中に絵を描きながら配置を考え、石と対話し、石の声に耳を傾けます。長い付き合いの中で、石は教え手となってくれます。

穴太衆積の職人
石の��心

野面積みは一見粗野に見えますがその堅牢さは比類なきものがあり、何百年の風雪に堪え得る技法となっています。

石垣
粟田建設穴太衆ロゴ

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