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城郭・社寺・邸宅・石垣石積工事

穴太衆とは

穴太衆の起源
大津市坂本では、美しい石垣が街の景観を彩っています。
穴太衆積みと呼ばれる技法は「石の声を聞き、石に従う」と言われ、自然石を織り交ぜて石垣を組む技術です。
この技法は比叡山延暦寺や坂本の歴史と共に育まれ、穴太衆の起源は古代にさかのぼります。
坂本の隣町である穴太には、6~9世紀の古墳や石舞台などが残されています。
穴太の地に特有の横穴石室の造成は、朝鮮半島から伝わった技術によるものと考えられ、後に穴太衆と呼ばれる技術者集団によって発展しました。

穴太衆は、渡来氏族の縁で伝教大師・最澄が比叡山に延暦寺を開創する際に力を貸したとされ、ともに比叡山に登り、土木工事や堂塔建設、石垣の造成、登山道の整備などを通じて、石積みに特化した石工集団を形成していったと考えられています。
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